奈良県五條市には、地域の歴史や文化について知ることができる施設がいくつかあり、五條市に観光で来られた方にはぜひ訪れていただきたい観光スポットの一つです。

今回は、五條の歴史や文化について知ることができる施設の一つである「五條文化博物館」についてご紹介していきます。

五條市の歴史・文化にご興味のある方はもちろん、建築物にご興味のある方もぜひ最後までご確認ください。

奈良県五條市について知れる「五條文化博物館」ってどんなところ?

まずは「五條文化博物館」の場所や、どのような目的で建てられたのかについてご紹介していきます。

山の中の広大な広場「五條市五万人の森公園」内にある「五條文化博物館」

出典:市立五條文化博物館|五條市

「五條市5万人の森公園」は平成19年(2007年)に開設された公園で、5万人の森という名称は五條市の将来人口目標から付けられた名称です。

国道251号線(山麓線)沿いの、金剛山地南麓の標高約300メートルのところに位置していることもあり、自然豊かな土地柄で散歩道や展望台を楽しめる大きな公園です。

「五條文化博物館」は五万人の森公園の敷地内に建てられており、三重県境にある高見山や紀伊山地などの森を一望することができ、自然豊かな施設で五條市の歴史・文化を楽しむことができます。

また施設内には農産直売所やカフェも併設されており、犬の散歩やボール遊び、芝生広場でピクニックをする家族連れの姿も多くみられる癒しのスポットとなっているため、旅の休憩としても最適です。

奈良県五條市の歴史と文化を。「五條文化博物館」が建てられた背景とは

出典:市立五條文化博物館|五條市

「五條文化博物館」は五條市の文化を収蔵するだけでなく、新たな五條市の文化を発信する目的で設立されています。

つまり、”五條市について知ってもらおう”という目的でつくられた文化博物館です。

五條市文化博物館は平成3年度(1991年)から建設事業が開始され、平成7年4月に奈良県初の地域の歴史を総合的に展示・研究する市立の単独施設として開館しました。

五條市の歴史と文化に関わる考古資料・古文書・民俗資料・写真など様々な展示物が公開されており、3階のエントランスから2階、1階へと、建物内を降りていくにつれて、五條市の歴史や文化の移り変わりを楽しむことができます。

森から現れる近代的建築「五條文化博物館」を建築したのは安藤忠雄氏

出典:市立五條文化博物館|五條市

五條文化博物館は建築の設計・監理を建築家の安藤忠雄氏に委託し、本館の西隣には安藤氏が設計した別館も建てられています。

ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、安藤氏は1941年大阪生まれで、独学で建築を学び、代表作に「光の教会」「ピューリッツァー美術館」「地中美術館」などがある著名な建築家です。

1979年に「住吉の長屋」で日本建築学会賞、1995年には建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞するなど国内外における数々の賞を受賞しており、1997年から東京大学教授に就任し、現在は名誉教授として広く活動されています。

五條文化博物館も、打ち放しコンクリート建築が有名な安藤忠雄氏らしい建物にデザインされており、円筒形の本館は鉄筋コンクリート造で周囲の景観と調和するように、半地下式に建てられています。

内部には大きな吹き抜けがある円筒形の建物で、真ん中には広場が配置されている形状から、公募によって「ごじょうばうむ」の愛称がつけられました。

安藤氏のファンの方も訪れるほど、有名な安藤氏の建造物の一つです。

施設名 市立五條文化博物館
所在地 〒637-0091奈良県五條市北山町930番地の2
電話 0747-24-2011
開館時間 9時から17時まで(入館受付は、16時30分まで)
休館日 月曜日、祝日の翌日と年末年始
拝観料 一般 300円(団体 240円)
高校生・大学生 200円(団体 160円)
中学生以下 無料

奈良県五條市の文化・歴史を知るなら「五條文化博物館」へ!

今回は世界中から名高い評価を受けている建築家・安藤忠雄氏が手がけた、奈良県五條市にある「五條文化博物館」についてご紹介しました。

「五條文化博物館」は館内の展示物だけでなく、建物のデザインなど外観においても魅力ある施設となっています。

五條市を来られた際はぜひ訪れてみてください。

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