【干し柿とは違う?】奈良県五條市の冬の風物詩「吊るし柿」って何?
皆さんは「吊るし柿」をご存じでしょうか?
奈良県五條市では、ご自宅の軒先に正月頃食べ頃になるよう、吊るし柿が並んでいる風景がよく見られます。
今回は、その吊るし柿に併せて、柿を使った商品もご紹介していきますね。
吊るし柿とは?
吊るし柿とは、渋柿の皮をむいて吊るし干しし、甘くしたものです。
他に、竹や木の串にさして干す串柿があります。
串柿は正月の鏡餅の飾りにも用いられます。
吊るし柿と干し柿の違いは?
吊るし柿と干し柿の違いは無いです。
干し柿は、渋皮をむいて日に干したもので、吊るし柿は干し柿の製法の1種です。
吊るし柿の作り方
渋柿を枝からT字型に切り、その部分に紐をくくりつけて干します。
皮をむいた渋柿をひとつの紐に数十個くくりつけます。
風通しの良い軒先などにくくりつけて干します。
吊るし柿は、作る工程でカビが生えやすいので、雨の多い梅雨の時期や、気温が高いときは作らないほうが良いです。
直射日光に当てないことや、表面が乾いてきたら全体的に飴色になるまで優しく揉み込み、また数日後に同じことを繰り返すことで、中がトロトロの綺麗な干し柿ができます。
吊るし柿以外にも美味しいものがいっぱい!五條市の柿を使った商品とは
先程は、五條市の冬の風物詩である「吊るし柿」について紹介をしました。
吊るし柿以外にも、五條市には柿にまつわる美味しい商品が数多くあります。
ここからは、奈良県五條市の柿を使った商品を紹介していきますね。
柿もなか(柿の専門店)
出典:柿もなか|柿の専門店
「柿もなか」は、奈良県五條市産の柿を炊き込んだ柿餡に吉野産の柚子を加えられた商品です。
ダイスカット(さいの目切り)された柿の果肉も入っているので、柿の食感や濃厚な甘さも感じることが出来ます。
添加物を一切使用されていないシンプルな餡なので、柿のおいしさが引きたっています。
そのままでもおいしいですが、冷凍庫で冷やしてアイスもなかにしたり、トースターで数秒焼いて食べるのがおすすめです。
郷愁の柿(柿の専門店)
出典:郷愁の柿|柿の専門店
「郷愁の柿」は、奈良県五條市産の「法連坊柿」を干し柿にし、中に甘さをおさえた渋皮付きの栗あんが入っている商品です。
1か月以上澄んだ空気の中で干されても残るほのかな渋みと栗あんの素朴な甘さは、唯一無二の味わいです。
1か月以上干した法連坊柿の種を丁寧に取り出し、ひとつひとつ手作業で栗あんが詰められています。
そのまままたはスライスしてお皿に並べてもきれいです。
柿バターと柿ジャム(柿の専門店)
吊るし柿とは関係ないですが、柿バターと柿ジャムを紹介します。
「柿バター」は、完熟した柿のペーストに角切りにした柿を加え、たっぷりの国産バターとをあわせた商品です。
「47CLUBこんなのあるんだ!大賞2016 最優秀賞」「ふるさと名品オブザイヤー地方創生大賞」などを受賞した商品です。
また、日本テレビZIP!の「朝ごはんジャーニー」で紹介され、「柿バター」の名が広まりました
完熟した柿のペーストに角切りにした柿を加え、たっぷりの国産バターとをあわせたものです。
「柿ジャム」は、日本テレビZIP!「水卜あさ美と一緒に朝ご飯」で紹介された話題の商品です。
完熟した柿の濃厚な甘さが特徴のジャムで、角切りの果肉がたくさん入っているので食感も楽しめます。
着色料を使っていないので、柿そのもののきれいな琥珀色のジャムです。
吊るし柿や五條の柿を食べてみませんか?
今回は、奈良県五條市の冬の風物詩である吊るし柿と奈良県五條市の柿を使った商品について紹介しました。
柿の名産地である、奈良県五條市だからこその風物詩ですね。
ぜひ、吊るし柿を食べてみてください。
他にも下記の記事では、奈良県五條市の柿を使った商品を紹介しているので併せてご覧ください。