奈良県明日香村には多数の古墳や遺跡が点在し、古墳ファンには堪らない地域ですよね。

なんと日本書紀に関係のある古墳も存在します。

今回は奈良県明日香村にある古墳をご紹介していきます。

奈良県明日香村の古墳3選!

奈良県明日香村には様々な歴史的文化史跡があり、古墳も数多く存在します。

今回は、奈良県明日香村でおすすめな古墳を3つご紹介します。

1.牽牛子塚古墳・越塚御門古墳

牽牛子塚古墳・越塚御門古墳整備公開

引用:飛鳥観光協会 公式ホームページ

1つ目は、牽牛子塚(けんごしづか)古墳と越塚御門(こしつかごもん)古墳です。

牽牛子塚古墳・越塚御門古墳は、史上初めて2度天皇になった皇極・斉明(さいめい)女帝が娘と孫娘とともに眠る古墳です。

牽牛子塚古墳は、江戸時代方その存在が記されています。

墳丘がアサガオの花びらのように多角形であったため、当時は「あさがお塚」と記されています。

また、牽牛子塚古墳の発掘調査では南東側に新たな古墳が検出され、それが越塚御門古墳と命名されました。

また、牽牛子塚古墳は「日本書紀」に登場する古墳と同一ではないかという説が可能性が浮上しています。

入場時間 終日(沿路の通り抜け)
休業日
入場料 無料
駐車場
所在地 奈良県高市郡明日香村大字越
お問い合わせ 明日香村教育委員会文化財課 0744-54-5600
アクセス  

2.石舞台古墳

石舞台古墳

引用:飛鳥観光協会 公式ホームページ

2つ目は、石舞台古墳です。

被葬者は明らかではありませんが、蘇我馬子(そがのうまこ)の墓ではないかと言われています。

墳丘の盛土が全く残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈しているという独特の形状が特徴です。

日本最大級の古墳で、30数個の岩の総重量は約2300トンです。

特に、天井岩は約77トンもあり、造られた当時の土木・運搬技術の高さがうかがえます。

入場時間 8:30~17:00(受付16:45まで)
休業日 年中無休
入場料 一般 300(250)円、高校生~小学生100(50)円
※()は団体料金(30名以上)
駐車場 有:有料
所在地 奈良県高市郡明日香村島庄133
お問い合わせ 飛鳥観光協会 0744-54-3240
アクセス  

3.高松塚古墳

西壁女子群像

引用:国営飛鳥歴史公園 公式ホームページ

3つ目は、高松塚古墳です。

高松塚古墳は、7世紀末から8世紀初頭にかけて造られた終末期古墳で、二段式の円墳です。

特に石室の壁画が有名で、特に写真の色彩鮮やかな女子群像は歴史の教科書などにも紹介されています。

この色彩壁画は国宝にも指定されており、被葬者はかなり高貴な人物とされていますが、特定はされていません。

本物の壁画は修復中のため見ることができませんが、高松塚壁画館では極彩色の壁画の模写や復元模型を見ることができます。

入場時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 12月29日~1月3日
入場料 一般 300(250)円  大学・高校生130(100)円、中学・小学生70(50)円
※()は団体料金(10名以上)
駐車場
所在地 奈良県高市郡明日香村大字平田439
お問い合わせ 高松塚壁画館 0744-54-3340
アクセス  

奈良県明日香村で古墳を巡りをしよう!

今回は奈良県明日香村にある古墳についてご紹介をしました。

ぜひ古墳ファンの方は今回の記事を参考にして、奈良県明日香村にある古墳巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか

五條市地域商社では、今回ご紹介をした古墳に関する情報だけでなく、奈良県五條市地域を中心としてさまざまな歴史的建造物などをご紹介しております。

古墳以外にも、お寺や文化について知りたい方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

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