奈良県五條市のオススメ観光スポット!「賀名生梅林」を見に行こう!
奈良県五條市には県下有数の梅林である「賀名生梅林(あのうばいりん)」があります。
綺麗な梅林を楽しめるだけでなく、周辺には歴史資料館などがあり、多世代で楽しむことができるため「賀名生梅林」は奈良県内でも大人気の家族で楽しめる観光スポットです。
今回は春先にかけて旬の時期を迎え、綺麗な景色が望める奈良県五條市の「賀名生梅林」とその周辺の施設についてご紹介していきます。
奈良県五條市の春を彩る賀名生梅林
賀名生梅林は北曽木の丘陵を麓から中腹にかけて植えられている約2万本もの梅の木です。
2月下旬から3月下旬の約1か月間が見ごろで、白・赤・桃色の梅の花々が山の斜面を彩り、奈良県五條市の山麓に美しい風景が広がっています。
梅の甘い香りに包まれながら山を無料で自由に散策することができ、約3時間で一周できるため丁度良い散歩コースです。
また、バスや電車などの公共交通機関で近くまで行けるため、お車が無くても気軽に観光ができる点も魅力の1つです。
広い駐車場があるためお車で来られた方でも安心して訪れることができます。
時期 | 2月下旬から3月下旬 |
場所 | 奈良県五條市西吉野町北曽木 |
お問い合わせ | 0747-22-4001(五條市役所 企業観光戦略課) |
アクセス方法(電車・バス) |
【JR利用の場合】 【南海電鉄利用の場合】 【近鉄利用の場合】 |
駐車場 | あり |
地図 |
奈良県有数の梅林である賀名生梅林700年の歴史
約700年前の南北朝時代に、都を追われた公家たちが賀名生地区の梅の花を和歌に詠んでいることから、賀名生梅林は歴史深い名所であることがわかります。
明治10年ごろから果実の収穫を目的とした栽培が始まり、大正12年には東宮殿下のご結婚を記念して5,000本の苗が植えられました。
700年前から多くの人々に愛されている賀名生梅林は、奈良県の有数の観光名所です。
家族で楽しめる賀名生梅林近くの観光スポット「賀名生の里 歴史民俗資料館」「賀名生皇居跡」
賀名生梅林がある賀名生地区は梅林だけでなく、歴史・文化がとても古いことでも有名です。
賀名生地区について学べる施設が賀名生梅林周辺に多くあるため、その中でもオススメの施設を2つご紹介していきます。
ぜひ賀名生梅林に訪れた際には足を運んでみてください。
1.賀名生の里 歴史民俗資料館
賀名生の里歴史民俗資料館は、西吉野の歴史や暮らし、そして観光や歴史散策など様々な情報を提供しています。
展示物としては南朝の宝物や貴重な歴史資料、後醍醐天皇縁の品や、拝領品など西吉野と南朝の深いつながりを感じられる資料が揃っています。
また、映像シアターや西吉野の暮らしで使われていた農耕器具の展示など奈良県五條市賀名生地区の歴史を幅広く学ぶことができる施設です。
入館料 |
【個人】 【団体(20名以上)】 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館16時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日と祝日の翌日及び年末年始 |
場所 | 奈良県五條市西吉野町賀名生5 |
お問い合わせ | 0747-32-9010 |
2.賀名生皇居跡
この賀名生皇居跡は南北朝時代を生きた後醍醐天皇に大きく関係があります。
1336年に足利尊氏の軍勢によって京の都を追われた後醍醐天皇は、吉野へと向かう途中に西吉野に立ち寄られました。
その時に後醍醐天皇を郷土「堀孫太郎信増」の邸宅で手厚くもてなしたことから、その後、後村上天皇、長慶天皇、後亀山天皇と4代に渡る天皇が堀毛住宅を皇居としました。
見学時期 | 春 2月~3月上旬 秋 11月1日~11月8日 |
見学料 | 1人300円(小学生以下のお子様の見学はご遠慮ください) |
見学の際の連絡先 |
見学希望者は下記へ往復はがきで申し込んで下さい。 〒637-0117 奈良県五條市西吉野町賀名生1 |
奈良県五條市の歴史が詰まった賀名生梅林
今回は奈良県下の梅の名所「賀名生梅林」についてご紹介しました。
周辺地域にも「賀名生の里 歴史民俗資料館」や「賀名生皇居跡」などの奈良の歴史を感じられる魅力的な観光スポットがあります。
春休みなどで家族旅行を検討されている方はぜひ賀名生梅林の美しい景色を観に、奈良県五條市を訪れてみてはいかがでしょうか。